カルタス復活までの軌跡!!

修理前のエンジンです。外から見るだけだと全く壊れていないように見 
えるのですが、いざ回してみると激しい音が・・・・。        
それでは気合を入れてエンジン外しにかかります!!         


順調に作業を進めてヘッドを外しました。すると・・・・。      
良く見ると4番気筒のピストン上面がやたら美しいです。おまけに4番 
ピストンだけが上死点にしても1mmくらい下がっています。うぅ〜む。
カタカタ音の原因はこれだったようです。きっと4番シリンダーのコン 
ロッドとクランクシャフトを結ぶベアリングが焼け溶けて、ひどい空間 
が開いているように思われます。で、カタカタ音がしていたのは、本来 
は当たらないはずのピストンとヘッドがぶつかっていたのでしょう。  
それの証拠として、4番ピストンの上面が他に比べて美しい!のです!?


次にエンジン吊り上げの準備をします。今回は人力で吊り上げることに 
しました。工事現場の足場棒とチェーンを使って、エンジンルームの両 
側から人力で持ち上げます。ちなみに足場棒とチェーンは荷重に耐えら 
れる物が必要です。それでも両方で2千円もしませんが。       


エンジンとミッションを吊り上げるには当然ですがマウントやドライブ 
シャフト、配管、配線は全て外しておかなければなりません。     
下に潜ったり上から見たりと、何回も確認しながら作業します。    


イヨォ〜! っとばかりに友人と持ち上げました!!         
エンジンブロックとミッションは合計で何キロあるのか知りませんが、 
それほど重くはありませんね。                   


取り外したエンジン。意外に小さく見えます。このエンジンとはもうお 
別れです。18万キロどうもありがとう!!             


エンジンが消えたエンジンルームです。さて!これからが忙しいです! 

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